脊椎動物と人間との間でうつる病気や感染症を人畜共通感染症と呼び その数は約200種と言われています。
可愛い愛犬と一緒に眠ったり キスをしたりすることはとても楽しいことですが その陰には怖い病気になる可能性も潜んでいます。 通常 種の違う動物の病気は移りにくいですが 抵抗力の落ちている場合やお子様などは注意する必要があります。 節度をもった上手なつきあい方をすることが大切です。
ここでは犬が感染宿主になる代表的な病気についてご紹介します。
病名 | 病原体 | 感染ルート | 人の主要症状 |
---|---|---|---|
狂犬病 | ウイルス | こう傷 | 神経性様疼痛、不安感、嚥下困難、運動・知覚麻痺 |
パスツレラ病 | 細菌 | こう傷、掻傷 | 発赤、腫脹、疼痛、気管支炎、骨髄炎、肺炎 |
カンピロバクター症 | 細菌 | 経口 | 下痢、発熱、腹痛、嘔吐 |
ブルセラ病 | 細菌 | 接触、経口 | 頭痛、嘔吐、リンパ節腫脹、慢性熱疾患 |
レプトスピラ病 | 細菌 | 経皮、経口 | 突然の高熱、頭痛、結膜炎、筋肉痛、血尿 |
皮膚真菌症 | 真菌 | 接触 | 白癬、黄癬等皮膚病 |
トキソプラズマ症 | 原虫 | 経口 | 先天性:奇形、脈絡網膜炎 後天性:脈絡網膜炎、リンパ節炎 |
アメーバ赤痢 | 原虫 | 経口 | 粘血便、腹痛、栄養障害、虚脱、肝膿瘍 |
包虫症 | 条虫 | 経口 | 膨満感、貧血、肝肥大、黄疸、腹水 |
犬条虫症 | 条虫 | 経口 | 貧血、栄養障害 |
広節裂頭条虫 | 条虫 | マス | 消化器障害 |
マンソン弧虫症 | 条虫 | 経口 | 浮腫、腫瘤 |
トリヒナ症 | 線虫 | 経口 | 発熱、発疹、嘔吐、下痢、腹痛、呼吸困難 |
蛇状線虫症 | 線虫 | 経口 | 発疹、蕁麻疹、掻痒 |
鉤虫症 | 線虫 | 経口 | 貧血、腹痛、粘血便、幼虫皮膚移行症 |
犬回虫症 | 線虫 | 経皮、経口 | 経皮:皮膚炎 経口:発熱、好酸球増加、肝腫瘍、失明 |
糞線虫症 | 線虫 | 経皮 | 消化器症状 |
疥癬 | 節足動物 | 接触 | 丘疹、小水疱、膿疱、湿疹 |
マダニ症 | 節足動物 | ダニ | 下痢、腹痛、喘息様症状 |
ハエ幼虫症 | 節足動物 | 経口 | 腸炎、皮膚掻痒 |
寄生性皮膚炎 | 節足動物 | 接触 | 皮膚炎 |
シェルティの広場についてシェルティについて
シェルティ(シェットランド・シープドッグ Shetland Sheepdog)は、飼い主にとても従順で非常に賢い犬種ですので、家庭での「しつけ」もしやすく、
運動能力も極めて高いのでアジリティなどのドッグスポーツにも適しています。
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